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携帯型Ｘ線デジタルパネル　X-Stage XS-3シリーズ

ノートPCを採用した携帯用X線検査装置で、小型・軽量のため人の手で持ち運びが可能です。

手荷物検査で利用される固定型のX線検査装置は、対象検査物を検査装置まで持ち込む必要があります。
一方、携帯型X線デジタルパネルは、場所を選ばず自由に持ち込むことができるX線検査装置で、可搬性、野外での使用に適した構造を持ち、検査画像の確認はノートPCを使いその場で確認することが可能です。

※本装置の操作には、Ｘ線作業主任者の資格が必要です。

検査用途例

郵便物・梱包貨物・かばんの中身など手荷物検査による危険物検出
食品の異物混入検査
建物内の壁の中など移動できない構造物の非破壊検査
路上に放置された不審物の非破壊検査

CT-3シリーズの特徴

リアルタイム画像出力

計測ボタンスタートと同時にお手元のノートPCに画像が表示されます。
フィルムの現像時間、CRの読取時間すべてが不要です。

画像転送はGigE（ギガビットインサーネット）を使用。高速転送を達成しています。
計測画像はノートPC内の画像ライブラリに保存されます。
携帯型システム
計測したい対象物がある場所に簡単に運べます。
システムを構成する要素は下記になります。
- 1デジタルパネル（各種型式※1）
- 2接続ケーブル
- 3ノートPC（※2）　以上標準構成部品
- 4X線発生源（直流式）　お客様用意または仕様検討後ご提案。
- 5AC100V電源
※1）各種型式については「3.広い計測範囲で検査が可能」をご覧ください。
※2）ノートPCはお持ちのPCでもご利用いただけます。ただし、その場合は以下に注意してください。
1.X-Stage専用ソフトウェアの購入が別途必要です。
2.GigE端子を有するＰＣであることが必要です。
広い計測範囲

レントゲンフィルムサイズ四切-10×12inch（254×305mm）に比べ、広い計測範囲が一度に計測できます。
標準パネル計測範囲は、300×300　400×400　500×500　600×600mm
計測目的に最適な画像

0.2mm　0.4mm　0.8mm
デジタルパネルに搭載するラインセンサ素子は、解像度に応じ3種類。
すべての素子が搭載できます。すべてのデジタルパネルに対し素子を交換するだけで、最適な解像度を得られます。

外形寸法図・外形寸法表

外形寸法図

単位（mm）
Type	A	B	C	D	E	F
XS-30303-	620	520	189	225	300	（424）
XS-40403-	720	620	242	275	400	（565）
XS-50503-	820	720	294	325	500	（707）
XS-60603-	920	820	346	375	600	（848）

※本寸法は許可なく変更する場合があります。

仕様一覧

型式	XS-□□□□3-□
検出方式	シンチレーター
X線感度範囲	25-160kV
検出画素間隔	0.2/0.4/0.8mm
検出幅（標準）	300,400,500,600（mm）
検出長（標準）	300,400,500,600（mm）
画素数	画素間隔・検出幅に依存
計測時間	スキャン速度　10m/min（max）
A/D変換	12bit
データ出力	Gig-E
カメラ電源	DC24V　5A
制御PC（ノート）	OS:Win7 64bit Gig-E
画像処理	X-Stage-scan Pro
使用環境	温度：0～40℃　湿度：30～85％
備考	※CT-□□型式表記には、05(受光範囲=50mm)～80(受光範囲=800mm)が入ります。 ※受光範囲=05～25は、外形寸法図共通でCT-253になります。 ※CT-□□3-8型の標準最大型式は、1600mmです。800mmを超える外形寸法図はお問い合わせください。